ポッドキャストの機材をお探しですね。

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ポッドキャストを始めるなら知っておきたい!オーディオインターフェースの選び方

ポッドキャストを始めよう、あるいはもっと音質を良くしたいと思ったとき、多くの人がぶつかるのが「音質」と「収録環境」の問題です。

スマホやパソコンの内蔵マイクでも録音はできますが、リスナーが聞きやすい音で、複数人でスムーズに話すためには、オーディオインターフェースという機材があると便利です。

ただ、音楽制作用とポッドキャスト用では必要な機能が少し違うので、「どれを選べばいいの?」と迷ってしまう人も多いはず。

この記事では、なぜポッドキャストに専用の機材が必要なのか、複数人やリモートでの収録を考えた選び方、そして高音質を実現するためのコツまで、わかりやすく解説していきます。

なぜポッドキャスト収録にオーディオインターフェースが必要なの?

ポッドキャストで「オーディオインターフェース」が必要な一番の理由は、音声の品質をグッと良くして、パソコンやタブレットにきれいに取り込むためです。

マイクから入った音声は「アナログ信号」という形ですが、これをパソコンに保存するには「デジタル信号」に変換する必要があります。

パソコンに最初から付いているマイク端子でもこの変換はできますが、専用のオーディオインターフェースは変換の精度がずっと高くて、ノイズ(雑音)が入りにくい設計になっています。

ポッドキャストは「声」が全てなので、サーッというホワイトノイズや電子音のような雑音が少ないクリアな音声は、聞いている人が途中で離れてしまわないための大事なポイントです。

それから、複数人で収録するときも便利です。

USBマイクを何本もパソコンに挿すのは、システムが不安定になりやすくて現実的じゃありません。

オーディオインターフェースなら、複数のマイクを挿せる端子(XLR端子)が付いているので、自分とゲスト、あるいはパートナーとそれぞれ別のマイクを使って、それぞれの声を独立したデータとして高音質に録音できます。

こうしておけば、後で編集するときに「Aさんの声だけ大きくする」「Bさんの笑い声に入ったノイズだけ消す」といった細かい調整がしやすくなります。

さらに、マイクに電気を送る「ファンタム電源」や、遅れなく自分の声を聞きながら録音できる機能など、快適に収録するための司令塔として働いてくれるのがオーディオインターフェースなんです。

失敗しない選び方:入力数と「32bitフロート」って何?

ポッドキャスト向けのオーディオインターフェースを選ぶとき、まず確認したいのが「マイクを挿せる端子の数」です。

一人でしゃべるだけなら1つで十分ですが、ゲストを呼んだりパートナーと対談したりする予定があるなら、最低でも2つ以上のXLR端子があるモデルを選びましょう。

将来的に3人、4人と増える可能性があるなら、4つ以上挿せるモデルか、ZOOMやTASCAMといったメーカーが出しているハンディレコーダー兼オーディオインターフェースがおすすめです。

これらは単体でも録音できるので、パソコンがない場所でも収録できて、取材や出張録音など活動の幅がグンと広がります。

それから、最近注目されている「32bitフロート録音」という機能があります。

これまでの録音方式だと、急に大きな声を出したり笑ったりすると音が割れてしまったり、逆に声が小さすぎるとノイズに埋もれてしまったりして、録音前の「音量調整(ゲイン調整)」がすごく難しかったんです。

でも、32bitフロート対応の機種(例えばZOOMのH4essentialやTASCAMのPortacapture X8など)なら、ものすごく広い音量の範囲で記録できるので、事前の細かい調整がほぼ不要になります。

編集のときに調整すれば、割れて聞こえる音もきれいに直せるし、小さな音も劣化なく大きくできます。

技術的な設定に悩まず、会話の内容やゲストとのやり取りに集中したい人にとって、この機能はすごく心強い味方になります。

シチュエーション別のおすすめ機種とリモート収録への対応

具体的な機種選びでは、自分の収録スタイルに合わせて「据え置き型」か「ハンディレコーダー型」かを選ぶのがポイントです。

自宅のデスクで固定して使うなら、SteinbergのIXOシリーズやFocusriteなどの据え置き型オーディオインターフェースが安定しています。

これらはPCとの相性が良くて、編集ソフトとの連携もスムーズです。

特に「ループバック機能」や「ミックスマイナス機能」が付いているモデルは要チェック。

これは、PC内の音(BGMや通話相手の声)を配信に乗せたり、逆に通話相手に自分の声だけを返してエコーを防いだりする機能で、ZoomやSkypeを使ったリモート収録をするときには必須級の機能です。

一方で、スタジオ以外でも収録したい、あるいはパソコンを立ち上げずに手軽に録りたいという人には、ハンディレコーダー型がぴったりです。

例えばZOOMの「H4essential」やTASCAMの「Portacapture X8」などは、本体に高性能なマイクが内蔵されているだけでなく、外部マイクを挿せるXLR端子も付いています。

これらはUSBケーブルでPCに繋げばオーディオインターフェースとしても使えるので、まさに「一台二役」の活躍をしてくれます。

特にTASCAMのPortacaptureシリーズはタッチパネルで直感的に操作できて、「ポッドキャストモード」みたいなプリセットも用意されているので、機材に詳しくない初心者でも迷わず高音質な設定を呼び出せます。

**【まとめ】**
* **据え置き型(自宅収録メイン)**:安定性が高くて、PCでの編集・配信作業とスムーズに連携できる。

ループバック機能があるか確認しよう。

* **ハンディレコーダー型(移動・多用途)**:単体で録音できて場所を選ばない。

32bitフロート対応なら音量調整の失敗もほぼゼロにできる。

機材の力を引き出す「部屋」と「マイク」の関係

オーディオインターフェースを買っても、それだけで「ラジオみたいな高音質」になるわけではありません。

音質の良し悪しを決める要素として、実は機材以上に大事なのが「部屋の環境(アコースティック)」と「マイクの種類」です。

高音質で感度の高いコンデンサーマイクは、声の細かいニュアンスを拾ってくれる反面、エアコンの音、外の車の音、そして壁に反射した音(部屋鳴り)まではっきり拾ってしまいます。

日本の一般的な住宅、特に壁が硬くて家具が少ない部屋では音が響きやすくて、これがお風呂場みたいな不明瞭な音質の原因になります。

なので、吸音材を貼る、カーテンを閉める、あるいはクローゼットの中で収録するなど、物理的に音の反射を抑える工夫が必要です。

環境を整えるのが難しい場合は、「ダイナミックマイク」を選ぶのが正解です。

代表的なSHURE SM58のようなダイナミックマイクは、コンデンサーマイクに比べて感度が低めに設定されていて、マイクの目の前の音だけを集中して拾う特性があります。

だから、周りの雑音や部屋の反響音を拾いにくくなって、結果として「声だけがくっきり聞こえる」聞きやすい音声を録音しやすくなります。

また、リモート収録をする場合は、Zoomなどの通話ツールの設定にも注意が必要です。

お互いの音声を高音質に保つには、通信ソフトのノイズキャンセリング機能を弱めるかオフにして、それぞれの環境で録音したデータを後で合成する「ダブルエンダー方式」を使うと、通信回線による音質劣化の影響を受けず、クリアな対談番組を作ることができます。

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